自治体初導入!福岡県福津市防災安全課インタビュー

自治体から見た防災すまっぽん!とは?

防災すまっぽん!を自治体で先駆けて導入された福岡県福津市防災安全課の職員さんに、導入の経緯や導入後の効果、運用についてお聞きしました。

読売新聞の朝刊(2019.4.2 福岡エリア版)

 

導入した経緯

近年の大雨や台風などで防災への意識は高まっています。市では防災マップ(ハザードマップ)を配布したり、福津市ホームページに掲載はしていますが、「いざという時に冊子が見当たらない」「市のホームページで探しきれない」など、市民の方のお声を耳にします。また、冊子などの紙での配布となると印刷後の更新に時間がかかったり、印刷コストの面でも費用が高くなったりと悩ましいところがありました。

そんな時に、防災すまっぽん!のお話を聞いて「これなら市民の多くの方が持たれているスマートフォンで簡単に閲覧できるし、更新コストもほとんどかからないから良いのではないか!?」と詳しいお話を聞いて、自治体初の試みとして導入しました。

 

導入の効果

市民の方々には、いつでも持ち歩ける防災マップとして便利に使って頂けているようです。大雨の続いた時には、防災すまっぽん!に驚くほどアクセスがあり、市民の皆さんのお役に立てているのが実感できました。運用を始めて2年ほどになり、まだまだ市民のみなさんへの告知が足りていないかなと思うことはありますが、自治体としては更新作業は簡単で、低コストで運用できますし、高齢者やITが苦手な方でもアクセスしやすいので、緊急時・平時問わず防災への意識を高めるのに有効的なツールだと思います。

 

市民の方の声
  • 大雨だとスピーカーからの防災無線がハウリングして聞き取りにくかったが、防災すまっぽん!のおかげで防災無線の内容がすぐに確認できて助かる。
  • アプリじゃないので、かんたんスマホ(高齢者向けの簡単スマートフォン)でも使えて便利だし、探す手間がないのでいい。
  • 大雨が続きそうな時に、住んでいるエリアが大丈夫か心配なので、スマホで簡単に防災マップを確認できるのはとても安心です。
  • ホームページだと情報が多すぎて分かりにくいが、防災すまっぽん!だとすぐに欲しい情報が見つけられる。

 

導入自治体一覧